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【個人輸入】ただただチャーチ(church’s)の靴を輸入してしまった散財の記録

この記事の内容

この記事では、海外の靴通販サイトのセールにつられて、ただただチャーチの靴を輸入してしまうまでの一部始終をまとめています。

ちなみに、私が買ったのは、2足です。衝動的に。

一応、通販サイトで購入できるように、購入手順を解説した記事もリンクに貼っておきますので、ご興味のある方は、参考にしてみてください。

私の個人輸入遍歴

私の革靴の個人輸入遍歴は下記です。

気が付けば、レパートリーが大体輸入した革靴となってきてしまっています。

①CHEANEY  (model :ALFRED )

はじめて輸入した革靴は、チーニーのストレートチップでした。

それまでは、国産のScotch Grainや宮城興業の謹製誂靴・和創良靴などを履いていました。

これらの靴はそれぞれ良い靴だと今でも思います。そして、今でも宮城興業の謹製誂靴・和創良靴はよく履いています。

ところが、ある時ふと思ったのです。

Scotch Grainや、宮城興業の革靴の2倍、3倍以上の革靴はたくさんあるけれど、一体どういうものなんだろう。。。

とりあえず、2倍くらいの価格帯の靴を買ってみよう。

『革靴と時計は、ビジネスマンなら良いものを持っておいたほうがいい』

『良いものを買って長い間メンテナンスして使っていくのが大人のたしなみ』

そんな考えが芽生えてきたころでもありました。

そして、そろそろ洋モノにも手を出したいと思っていたこともあり、外国の革靴を探し求めた結果です。

どういうブランドがあるのかは、ネットで調べるのでも情報収集は可能だとも思いますが、私はあえてこのムックを買いました。

なぜなら、ネットの情報は、特定のブランドをゴリ推ししていたりしてフラットじゃないな~と思ったからです。


購入価格は確か3万円台(4万円いかなかったはず)だったと思います。
まったくのお買い物上手です。個人輸入の味を占めました。
しかし、価格が2倍くらいのものを買うと言っておきながら、Scotch Grainがだいたい3万円くらいだから。。。
たいして2倍になってないやないか!!!(←勝手に、国内正規店で買った場合の価格を基準に考えている都合のいいやつ)
ちなみに、イギリスでは、靴にこだわる人が多く、社会的な階層問わず、色々な人たちが、靴を自慢し合っているんだとか。。
↑この本にそんな内容のことが書いてありました。真偽は分かりません笑

②CHEANEY (model :Hudson Loafer)

次に買ったのが、こちら。

ストレートチップは取りあえず一足入手したので、ローファーにもそろそろ手を出してみたいと思いました。

当時、流行っていましたしね。ローファーは確かに履きやすい。ローファー(怠け者)万歳!

購入価格は確か3万円台だったと思います。

③SANDERS (model :Military Derby shoes)

購入価格は確か3万円台(関税込みで4万円いかなかったくらい?)だったと思います。

pediwearというサイトで購入しました。Herring Shoesに比べて、購入後の関税の手続きがちょっと面倒でした。

なにやら値段が分かる資料を提出するように求められた記憶があります。

Military Derby shoesは、国内正規店で買うと、カーキのシューレースが付属しています。これが結構映えるのです。

ただ個人輸入した場合は、カーキのシューレースは付属しません。おそらく、日本限定の付属品ではないかと見ています。

輸入商社などが、コレッというお色味を付けてリリースしているんでしょう。

日本でミリタリーと言えば、まぁカーキのイメージなんで。

今回個人輸入した2足のチャーチ

④CHURCH’S  (model :Dawley)

↑実際に購入したのは、こちらのスウェード素材のものです。

購入価格は2万円台(鬼の安さ)だったと思います。

⑤CHURCH’S (model :Westbury)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

チャーチ churchs WESTBURY173 (BLK)
価格:85800円(税込、送料別) (2020/9/25時点)

購入価格は関税込みでジャスト5万円くらいだったと思います。

初モンクストラップ!光沢が思った以上にあって、ムッチャかっこいいです。

モンクストラップの靴は初めての挑戦でした。

事前にチャーチのモンクストラップのモデルを実際に試し履きしてみようと思い、福岡で探してみましたが、

なかなか見当たりませんでした。。。

東京、大阪にはきっとあるんじゃないでしょうか。以前、大阪のBRITISH MADEで見かけた記憶はあります。

チャーチについて

概要

Church’sは1873年、靴作りの町として有名なノーサンプトンで創業しました。正統派の英国靴として不動の地位を確立し、欧米のセレブリティや007のジェームズボンドも愛用することで知られています。チャーチのウェルト・シューズはグッドイヤー・ウェルト製法により、1足あたり250にもおよぶ工程を経て作られているといいます。

また、「英国既製靴の父」とも呼ばれており、「英国既成靴=グッドイヤーウェルト」というイメージを定着させた第一人者でもあります。

オールドチャーチとは

チャーチは、1999年にプラダグループの傘下に入ります。それ以前は創業一族による経営が行われていました。

そのプラダ買収より以前のチャーチを「旧チャーチ(オールドチャーチ)」と称し、特に革靴マニアの中では、この時代のチャーチこそ本来のチャーチだと語る人もいるといいます。

なんでも使っているレザーが上質だといいます。さらに調べてみると、旧チャーチと一括りにするのではなく、さらに細かく、分類されているようです。さすがマニアックス。

ちなみに、靴の中敷きや、ソールに都市名がいくつ刻印されているかで見分けることができます。

刻印されている都市数刻印されている都市名チャーチのカテゴリ(俗称)
5都市LONDON、NEW YORK、PARIS、MILAN、TOKYOチャーチ
4都市LONDON、NEW YORK、PARIS、MILAN
3都市LONDON、NEW YORK、PARIS旧チャーチ
2都市LONDON、NEW YORK旧旧チャーチ
1都市LONDON
都市名なし旧旧旧チャーチ

2013年に東京に直営店ができてから、5都市モデルになったようです。

ただ、個人的にチャーチ様に申しておきたいです。

「これ以上刻印を増やすのは不格好なので、止めてください笑」

直営店が増えたからと言って、刻印していると、30都市くらい出店してしまった暁には目も当てられません。

ちなみに私が今回購入したWESTBURYは4都市、DAWLEYは5都市モデルでした。いずれも旧チャーチならず。。。

というか旧チャーチは普通には新品で売ってないかな、さすがに。

代表モデル

Shannon

定番モデルです。私の中ではチャーチと言えば、このモデルです。

Consul

「領事」の名を持つ定番のストレートチップです。

Diplomat

端正なフォルムと「外交官」の名を持つ風格のあるセミブローグモデル。

Grafton

ウィングチップの革靴です。ややカジュアル寄りですが、仕事でも大抵つかえるんじゃないでしょうか。

他にも色々ありますが、比較的日本で入手しやすいのは、このあたりかと思います。

チャーチとの出会い

シャノンコーデ

私がチャーチというブランドを意識し始めたのは、同じ会社の後輩(新入社員)が、Shannonを履いているのを見たのが、きっかけです。

私より給料は安いはずなのに、なぜそんないい靴を?

さては、普段はパンのミミでもかじるような極貧生活を送っていて、その苦しみを乗り越えた先にやっと見えたのが、そのShannonのポリッシュドバインダーカーフから放たれる煌々とした光なのか?

否、何かしらの偉業を成し遂げて、その対価としてプレゼントされたものなのか!?(自分へのご褒美含む)

などと妄想を膨らましていると、実家が超金持ちだということが分かりました。。。

どうもこれは、自分の金で買ったのではなさそうだな。。と思った瞬間、Shannonの光沢が若干淀んで見えました。

チャーチを買った理由

私がチャーチの靴を買ったのは、単純に1足は持っておきたいと以前から思っていたためです。

そして、ちょうどいいタイミングでHerring Shoesがセールをやっていうのです。

最大半額程度で購入が可能だとわかると、渡りに船です。

とりあえず買ってみました。

2足ほども勢いで買ってしまったのは、かなり格安で買えたので、転売して売れたなら、それはそれで吉と思ったからです。

なので、気持ちは、自分用目的が半分、転売目的が半分といったところです。

購入手順

Herring shoesでの購入手順は下記の記事でおおよそまとめていますので、ご覧ください。

革靴の個人輸入方法 おすすめサイト有(チーニー、サンダース、英国靴…) 

こぼれ話

Herring shoesで、過去2回ほどクーポンを使いそびれたことがあります。厳密には、買った後にクーポンが見つかったというほうが正しいです。

Herring Shoesは、セール情報やクーポン情報はメールで送られてくるのですが、これを見逃していたのです。

いずれの場合も、Herring shoesのサポートセンターに連絡したところ、you’re welcomeと言わんばかりに、後追いでクーポンを適用してくれました。

個人的な感想ですが、Herring shoesのサポートセンターは、メールのレスポンスもマメですし、ちゃんとしっかりしています。

購入した靴の行方

今のところ、転売活動の幸先は微妙です。

転売するものは、事前に相場感と需要をちゃんとチェックするというのが、今回の教訓ではあります。

ブランドは有名であっても、モデルがマイナーだとなかなか売れないのかなというのが、感想です。

まだ諦めたわけではありませんが、ある程度の期間転売をしてみて、売れなければ、自分で使おうと思います。

今回は、売れなければ、自分のものにするという選択肢がありましたが、次からは、そうもいきそうにありません。

手持ちの靴が増えすぎるからです笑

なので、転売の相場をチェックして、ちゃんと儲けが出そうなものだけに絞って購入をすべきだと考えています。

(2020.12追記)

最終的に今回個人輸入したCHURCH’Sの靴(2足中1足)は、メルカリで転売することができました。

1足は、元々結構気に入っていたので、早々に出品を取りやめ、自分で履き始めました。

もう一足は、だいたい2ケ月くらいの期間を要しましたが、転売で1.5万円くらいの利益を上げることができました。

まぁ、仕入れ値が、鬼のように底値だったので、成し得た技です。

革靴の転売は、個人でコジンマリやる場合、手間の割に儲からなそうということが分かりました。

今後は基本的に、自分で履くためだけに靴を輸入したいと思います。

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