一級建築士製図試験 合格の秘法 合格マインドの作り方(過年度生向け)

過年度生の弱点

私は、2度目のカド番でようやく製図試験に合格した随分遠回りした受験生でした。

随分と長い間過年度生といわれ続けたくらい過去があります。

そんな私が考えるに、どんな優秀な過年度生であっても共通の弱点があります。

それは、当たり前ですが、合格したことがないので、「合格するという感覚」が分からないということです。

予備校でいくら高評価が得られても、絶対受かるといわれたとしても、事実として試験に落ちていたら、「どうすれば受かるの?」という問いを抱えたまま、試験場へまた向かわなければなりません。

初年度の受験生は、そんなことを考えている暇もなく、あっという間に受験生活を駆け抜けていく疾走感があります。

なので、過年度生は合格マインドを自分で鍛えなければならないのです。

合格マインドを養成するには

これは、私が合格した年の話です。

私は、日々の学習の中で、自分で合格ラインを決めて、「受かりグセ」を付けることにしました。

そして、勉強が終わったら、今日も受かったと嫁に報告していました。

予備校で講師が何と言おうと、一喜一憂する必要はありません。

私は、講師がなんと言おうと、あるいは何も言わなかっても(あんまりかまってくれなくても)、絶対合格すると信じていましたし、実際毎日合格していました。

だれが何と言っても合格する。それが重要だと思います。

ダウンタウンのこのコントもそのことを教えてくれます笑

世界一位です!

途中で浜ちゃんが、「二位じゃないの。。。」と小声で言っていますが、

それでも世界一位です笑

とにかく書こう

『かくかくしかじが』

東京タラレバ娘やら、なんやら、かんやら、ヒット作を量産し、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの東村アキコさんの漫画です。

著者自身の美大受験から漫画家になるまでのノンフィクション漫画で、第8回マンガ大賞、第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞の名作です。

著者が昔通っていた絵画教室の先生とのやり取りがよく出てきますが、その先生の口癖が「描けーーーー!」です。

私は、芸術分野(美大受験)は天性のセンスがものをいうと思っていましたが、センスも必要ですが、大部分は泥臭いスパルタ指導のもと成り立っているということがうかがい知れます。

要は、「量は質に転化する」ということで、製図試験に通じるものがあると思います。

とにかく時間を測って図面を書いて、書いて、書きまくるというのが、一番の合格の近道だと思います。

で、肝心のマンガの話ですが、無茶苦茶面白いので、試験勉強の合間に一読されたし。



ちなみにこの漫画、マーガレット(少女漫画?)らしいです。

私(おっさん)は、好き好んで少女漫画を読んでるわけではないです。

たまたまAmazonが勧めてきたので、読んでみたら、とんでもなくよかったというだけです。ホントよ!!

と、いいうことで老若男女におすすめします。 この際、別に受験生じゃなくてもいいです。。。。

熱が出ても合格しよう

「熱が出ても東大に合格する力を手に入れる」

これは、日本の大学受験界のトップオブトップといわれる東大鉄緑会の教えだそうです。

程度問題ではありますが、余裕で合格する力を身に着けるという考え方は、重要です。

ここでいう合格というのは、予備校の模試の評価での合格ラインってことでよいです。

いわゆるランクⅠです。

予備校の講習で、ちょっと寝不足だけど、ランクⅠ。遅刻したけどランクⅠ。

高山トレーニングのような自分にプラスアルファの負荷をかけるトレーニングを取り入れてみましょう。

日々の学習で毎日合格を続けていたら、さすがに本試験でもランクⅠをもらえる可能性がかなり高いと思います。

過年度生こそ、圧倒的合格を目指しましょう。

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