コスパのいい買い物をしよう
切り詰めるタイプの節約は長続きしません。なので、私は、コスパのいい買い物をすることを節約と定義しています。
サラリーマンをしていく上では、ビジネスグッズは、重要で、単に安ければよいというものではなく、コスパが重要です。
今回は、一般的に良いものを長く使ったほうが良いとされる革靴(ビジネスシューズ)の個人輸入方法について、解説します。
私は、過去に3足5足英国靴を個人輸入しています。いずれもよい買い物でした。
(2020.12追記)掘り出し物を見つけてしまったので、その後2足英国靴(church’s)を購入しました。こちらもよい買い物でした。
革靴の個人輸入のメリット
なんといっても、安さです。
良いタイミングで買えば、国内の正規価格の半額程度で購入することができます。
逆に安くなかったら、国内の正規取扱店で購入するのが一番だと思います。
また、日本未発売のモデルを購入できるのもメリットと言えるでしょう。
その他、なかなか日本の正規店ではないであろう”SLIGHTLY SECOND“、いわゆるアウトレット価格などの掘り出しもが見つかりやすいのも良い点だと言えます。
個人輸入で使えるおすすめサイト
セールも時々やって、超お値打ち品が出ていたりもします。
SHOPも、海外輸出に結構強く、公式サイトでは、円高になると、ポップアップでお買い得であることをアピールしてきたりします。
メールで問い合わせをしたことがありますが、スピーディかつ、丁寧です。リジェクト品も扱っています。
通販サイトでは、他にもいろいろ調査しました。
当たり前のことですが、サイトによって同じモデルでも値段が違うので、いろいろ見たほうが良いです。
・Pediwear(http://www.pediwear.co.uk/)
靴専門です
在庫がなくても、取り寄せで対応してもらえるようでした。
時間に余裕があるならば、使い勝手よさそうです。
・Harrods(http://www.harrods.com/)
ヨーロッパの大手百貨店 ⇒通販もやってくれるみたいです。
ちなみに阪急百貨店のロゴは、Harrodsのロゴを参考にしているらしいです。値段も良心的だと思います。
・MR POTER(https://www.mrporter.com/)
洋服とかが多いですが、靴も扱ってます。
リーズナブルなチャーチを見つけましたが、迷っているうちに品切れになってしましました。
買う寸前までいったのですが、割引クーポンがどうもあるらしいということを知り、カメの速度で、情報を集めていたら、サイズなくなってしましました(汗
革靴に関する実例
今回は、Herring Shoesというイギリスの大手サイトからcheaneyのストレートチップを購入した際の手順を紹介します。
http://www.british-made.jp/fs/british/gd173
・日本での売価 約7万円(税込)
・個人輸入の費用 約4万円(関税等諸税込)
※購入時2017年
STEP①フィッティング
サイズが合わなくて、返品となると、国内での手続きよりお金も手間もかかるので、事前に、百貨店など、対象モデルを扱っている店舗でのフィッティングしたほうがベターです。
STEP②サイトで該当モデルを探す
モデル選択、住所入力、クレジットカード情報登録、運送会社の選択などを行います。
STEP③受け取り
普通に郵便局の人が家まで届けてくれて、サインをして受け取るという普通の国内郵便を受け取るときと何一つ変わらない手続きでした。
到着したら、傷がないか、念のため確認したほうがよいでしょう。
今回は、靴も傷一つなく、問題ない状態でした。
※関税の支払いについて
関税は、革靴に関しては、下記の算定式で求められた価格と、1足当たり4,800円いずれか高いほうと決められています。
関税額=課税対象額×関税率(30%)
※関税とは別に、商品代金×消費税(10%)がかかります。
納税は、自己責任で。
余談ですが、DHLを選択すると、DHLが代わりに関税を支払い、代金を購入者に請求する仕組みとなっているようなので、受け取り時に関税を支払わないといけないようです。
ROYAL Mailの場合は、受け取り後、納付という形になるようです。
また、別サイト(pediwear)で革靴を買った際は、手続きが異なりました。税関から連絡があり、購入価格の分かる書類を提出し、その後、郵便局で、関税の支払い、受け取りといった流れでした。
(2020.12追記)
最近、Herring Shoesのサイトで、関税料金をあらかじめ購入時に支払うという選択ができるようになっているようです。
注意点
・返品の際に関税が絡んでくるので、私の事前調査では、多少の傷であれば、返品せずに泣き寝入りしている人もいるようです。
・SHOPとのやり取りは、基本メールになります。なので、多少英語は使えたほうがスムーズですが、google翻訳などを活用してもいいかもしれません。
※電話は時差があるのであまり現実的ではないですね。
・為替レートは、お店がクレジット会社へ請求処理をしたタイミングのレートが適用されます。為替レートにクレジットカード会社の手数料が上乗せされて請求される形になります。レートは日々変動するので、多少為替変動リスクもあります。
海外の通販サイトは割引クーポンがある場合が結構あります。クーポンコードは、私の経験では下記のステップで手に入れます。
①ネットで検索
●●(例えば、herring shoes)coupon などとネットで検索し、条件のよさそうなクーポンコードを探す。
②メルマガ
例えば、herring shoesだと、一度購入すると、会員登録されて、メルマガでセール情報が定期的に送られて来るようになります。このメールに記載されているクーポンコードを入力すると、ディスカウントを受けることができます。例えば、15%OFFクーポンとか、送料無料クーポンとかはよくあります。
ちなみに私は、注文時にクーポンを入れ忘れて、その後にクーポンをねじ込んでもらったことがあります。(ダメもとでメールでお願いしたのですが、あっさりOKでした)
Herring shoesの店員さんは、そういう面倒なお願いにも対応してくれました。ただ、よく分からない日本人の相手するの面倒と思われただけという可能性もあります。笑
個人輸入のコスパの検証
為替のレートによります。
円高だと、個人輸入をするメリットが多いにありますが、円安だと、メリットがあまりないかもしれません。楽天や、アマゾンなどで購入したいモデルの平行輸入品のモデルの価格をリサーチすることをオススメします。
楽天で安く並行輸入しているSHOPがいくつかあります。靴専門のSHOP以外にも、輸入商社のSHOPが安い場合もあるので、モデル名を検索してみましょう。
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今回は以上です。
お気に入りの1足を見つけて、みなさんも、個人輸入にぜひトライしてみてください。
英国革靴には得てしてありがちなことですが、ほんとに、革が硬いです。馴染むまでは、かかとの皮がズル剥けします。痛くて一日中履いたりするのが苦痛なので、何とかいい方法はないかと思って探しに探しました。結果、BAND-AID(バンドエイド) マメ・靴ずれブロックという商品をみつけました。これは、かかとが痛むことも無くなりました。革靴ならしのマストアイテムとして、私の中では殿堂入りしています。