はじめに
最近、脱マウスという本を読んでいます。
最近、マウスを極力使わないことで、PC作業が相当に効率化されるという情報を入手したので、ちょっと貯めてみたくなったのです。
そして、情報を集めていると、この本がベストセラー書籍のこちらに行きつきました。
脱マウスの思想の根底には、キーボードとマウスの行き来を極限まで減らすことで、ツールの切り替えによって生じるロスを極限まで減らすことができるという考えがあると理解しております。
そして、脱マウスするためには、ショートカットキーも含めた、キーボードで完結するコマンドを色々と使いこなしましょうということなのです。
軽視してしまっていたオフィスツールハック
正直、私は、ホワイトワーカーとして、一度は通る道である「ショートカットキーによって業務を効率化する」という轍をふまずに生きてきたのです。
まったくやっていないかというとそういう訳ではなく、基本的なコマンド以外も多少は使いこなしていますが、そういった努力を入社2年目くらいでやめてしまったので、随分と無駄な時間を過ごしてしまったと、今後悔しています。
なぜかというと、様々な部署異動を経験する中で、結局、世渡り上手な人材が出世して行っているように思えて、たかだかショートカットキーを覚えて、時短したところでたかが知れていると、何となく悟ってしまったからです。
ところが、また別の目線で会社の中を見渡した時、時短などの基本的なテクは習得した上で、+αのスキルとして、世渡りテクを持つべきだと、至極真っ当な考えに至ったのです。
要は、やるべきことはちゃんとしましょう、素早くね、という話です。
これは、マネージャー職になっても一緒だと思います。
脱マウス本の感想
ということで、実際の本の中身についてです。
私が、そもそもの時短テクの習得について、奥手の人間だという前提条件のもと感想を述べさせていただきますと、
かなり「目からうろこ」の内容が多かったです。
一部のAmazonレビューにもあるように、確かに熟練度の高いPCユーザーからすると、物足りないものかもしれん
ま、私ほどのレベルであっても、既知の情報のそこそこありましたから、無理はないでしょう。
しかし一通り読むことで、随分、日々の業務の効率化に活かせています。チリツモですが、こういうのは本当に習得するのが早ければ早いほうがいいです。効率化できるものをそのままにし、チンタラ仕事をしていると、単純に人生の時間を無駄に使っているといえます。
かつて、一世を風靡した「悪そうな奴は大体友達」のDragon Ashの思想にも通じますが、ダラダラしてたら灰になる(Drag on Ash)、つまり人生の時間は短いので、ダラダラするな!ということです。
さて、一度基本思想に立ち返ると、そもそも効率化のためには、ツールの切り替え回数を減らせばよいのである。その意味においては、マウスを多機能化し、どちらかと言えば、脱キーボードに移行するという手段もあるはずだ。。。
トラックボールマウス愛好家としてのジレンマ
というのも、私は、以下の商品を導入してしまっているのだ。
ロジクールのトラックボールマウスの最上位モデル MX ERGOである。
まぁ、脱マウスに出会う前からトラックボールは使っているので、正直、このようなハイエンドなマウスを”脱”するという選択を自らするとは、苦渋の選択なのである。
完全に相容れない。
はて、件のマウスの実力はというと、、、
私の知る限り、Logicool Optionというソフトウェアを入れると、ボタンにコマンドの割り当てができるので、やはり結構便利だ。
トラックボールを採用したモデルというだけでも、その辺に転がっているようなマウスとは、一線を画するものであるし、しかも8ボタンのコマンドの割り当てなどを考えると、これは買い。。正直このマウスを買ってよかったと思っている。
おわりに
PCの性質上、やはり完全に脱マウス、あるいは、完全に脱キーボードというのは難しいと思われるので、いまのところ、こういうことにしたいと思っています。
極力、キーボードに寄せながら(脱マウス)、マウスはあんまり使わないけど、使う時はしっかりと(いいマウスを)使いこなす。
有り余るほどの富を、使い、使い、使い、使い切った結果、なおもて有り余るので、やむを得ず10万円のトイレットペーパーを買いましたと言わんばかりに、通常であれば、お金をかける優先度の低いものに命を燃やせるようなそんな大人になりたい今日この頃。。。
あぁ、とんでもなく金持ちになりたいものよ。
そんな野心を抱かせてくれた脱マウス様に感謝の意を表明しながら、すべてのマウスユーザーとキーボードユーザーに、この本をおススメ申し上げるものです。