はじめに
全世界的に新型コロナウィルス流行の影響で、VRツアーの注目度が上がってきています。VRツアー自体は、以前からありますが、外出自粛で旅行業界に寒風吹きすさぶ中、その打開策として、大手の旅行関連企業も本格的に参画しようとする動きがあるようです。具体的には、ロンリープラネット(地球の歩き方の外国版)や、トリップアドバイザーも動き始めたようです。
旅好きの人間は、しばらくVRツアーで我慢するしかなさそうです。いや待てよ、我慢というべきなのか。そもそもVRで旅行するというサービス自体は、以前から注目されていて、昨今の状況を起爆剤として急激に市場が動き始めようとしているだけではないか。。そんな風にも思えます。
実際に現地に行く旅行の満足度を、100点だとしたら、旅先の写真鑑賞が20点、ムービー鑑賞が30点、VRツアーが60点
という具合に、今までのサービスでは充足し得なかった部分を埋めることができる新サービスとして、アフターコロナであっても一定のニーズ、市場を獲得するものではないか。
その可能性についての検証しつつ、外出自粛によってもたらされたこの鬱屈とした気分を晴らすべく、ちょっくらVRツアーに出かけてみることにしました。
ちなみに、VRツアーについて、当初私は、「特定の施設内を3Dで内見できる、動きがモサモサしていて楽しいとは言い難いもの」というイメージを持っていました。
旅行の様子
JAPAN360°パノラマVRツアー(https://360-panorama.jp/japan_ui/)をいうサイトで旅行に行ってきました。料金は無料です。
まず、アクセスすると、エリアを選択する画面になります。
そして、具体的に選択すると、そのエリア内の具体的なスポットを選択できるというものになっています。選べるスポットは、エリアによってまちまちですが、京都はかなり豊富でしたね。今後も増強されるとありがたいです。
具体的にスポットを選択すると、スポットないの映像が流れ、カーソルを動かすと、360°自由な角度から見ることができます。BGM付で癒されます。(ON、OFF設定可)
そして、スポットによっては、昼間と夜とで2種類のツアーが用意されていました。
夜バージョンは、こちらです。
試しに他の観光地にも行ってみました。まずは、沖縄です。備瀬のフクギ並木
その2
つづいて、友ケ島(和歌山の島で、ラピュタ?と話題の島です)
感想
これはアリかも知れない。思っていたより、解像度も高いし、サクサク動いてくれました。そして、ちょっと癒されます。
今後は、こういうVR用のゴーグルつけてやるのが主流になりそうですね。
海外のVRツアーはまだ良いのを見つけていないので、見つけ次第、トライしてみようと思います。
旅行好きとしては、旅行業界が衰退してしまっては困るので、ほそぼそとVRツアーの情報を収集して行きたいと思います。
ただ、もうちょっと膨らませないと、VRツアーは、一瞬で終わってしまうので味気ないかな。。。と感じました。現地のガイドのライブ配信を活用したツアーもあるみたいだし、それはどんなもんなんだろう。
複数人で旅を分かち合うためには、どうしたらよいだろうか。。。勝手に今後のVRツアーについて、思案し始めてしまいました。
また、節約家としては、VRツアーが旅行費用を抑える新たな方法となることを期待します。たとえば、今まで年に5回旅行に行っていたのを、うち1回はVRにしておくか、、、、みたいな感じです。
今のところは、まだそういう選択肢にはならなそうなのです。