トイレ

【一級建築士製図試験】試験中トイレに行くかどうか問題について考える

はじめに

一級建築士の製図試験は、6時間半の長丁場です。普通に生活していると、1回や2回あるいはそれ以上トイレに行ってもおかしくない時間です。

そのため、試験中トイレに行くかどうかについても、真剣に検討しておく必要があります。

このトイレ問題について、私の結論を先にお伝えしますと、

ベストは、区切りの言いタイミングで1回トイレに行く!です。

ただし、これには、条件があります。

トイレが試験を受ける教室から、そんなに遠くない場合です。教室から、トイレがひどく離れていて、片道2分も3分もかかるようでしたら、結構なロスになるので、ちょっと考えたほうがいいです。

ただ、試験会場の教室からトイレの距離は、会場によって違うことと、事前に調査することはほぼ不可能なので、トイレに一度も行かないというオプションも用意しておいたほうがベターです。

それでは、もう少し詳しく?いかに尿意をコントロールするかについて解説したいと思います。

私の6年間のトイレ遍歴

私は、愚かな6浪製図受験生であったので、トイレ経験?(トイレにいかなかったことも含め)は豊富です。

6浪に関する記事はこちら。

2019年度 一級建築士試験 合格後の振り返り

今回は、トイレに行ったか、どうかという観点で、試験を振り返ってみたいと思います。

2014年(1回目受験) 『温浴施設のある道の駅』

トイレ0回!

トイレに行くのは時間の無駄という信念のもと、予備校の講義から基本的にはトイレに行かないというスタイルを貫いていました。

さらに、試験前にそんなにトイレ行きたくないけれど、とりあえず行っとく(カラカラのぞうきんを絞る意気込みで。。。)という念には念をスタイルで臨んだ結果、

不思議と、試験中に一ミリもトイレについて意識することはなかったです。

2015年(2回目受験) 『 市街地に建つデイサービス付き高齢者向け集合住宅』

トイレ0回!

ただし、試験終了後ちょっと、尿意を催し、トイレに駆け込んだ記憶があります。

2016年(3回目受験) 『 子ども・子育て支援センター』

トイレ0回!

1度目のカドバン。尿意は特になし。

エスキスをクリップで道具箱に留めていたら、試験官が寄ってきて、『用紙を吊る行為は禁止デス!』と厳しく取り締まられました。

うわ、厳しぃぃとおもいながら、若干調子狂った記憶があります。

2017年(4回目受験) 『 小規模なリゾートホテル』

トイレ0回!

カド落ちからの復活。尿意は特になし。

途中、シャーペンを落としたらしく、シャーペンを探すというロスが発生。結局試験中見つからず、違うシャーペンを使う羽目に。。

試験官が気を利かせて拾ってくれたようなのですが、後ろの席の机にそっと置いていたようで、、、

さらに、後ろの席の人は、気づいてか、気づかずか、試験終了後に、「これ(あなたのと)違います?」と。。

合否に影響があったとは言い難いですが、2年連続、試験官先生にしてやられたり。。。

おっと、トイレの話でした。

2018年(5回目受験) 『 健康づくりのためのスポーツ施設』

トイレ1回!

まぁ、いつものように行かなくて大丈夫なレベルでしたが、一度行ってみることに。

どうもこのあたりから、『一回くらい行っといたほうが気分転換になるし、試験トータルで見るとパフォーマンス上がるんじゃないか?』という説を信仰するようになりました。

確かに、適度に休憩を取ったほうが、仕事のパフォーマンスも上がるので、1回トイレというのがベストアンサーだと思います。

2019年(6回目受験) 『 美術館の分館 ※再試験』

トイレ1回!

2度目のカドバン。

昨年よろしく1回トイレに行く計画のもと受験しました。

ところが、実際に試験を受ける段では、行くかどうか悩みました。

例年のように行かなくても何とか大丈夫なコンディションです。

さらに、試験の教室からトイレまでがやけに遠いのです。(トイレの位置は、試験前のカラカラぞうきんの儀で調査済)

一度トイレにいくと5分くらいは確実にロスが出そうでした。(どういうことや、こんなトイレの配置を計画する一級建築士がいるのか!?ランクⅣではないか。。。)

なかなか悩ましい選択ではありましたが、トイレに行くかどうかという思考が頭の中をフワフワ浮遊するのも邪魔くさいので、私は行くことにしました。

結果、何とかこの年に合格することができました。『トイレを制するものは、製図試験を制す!』しらんけど。。

トイレの結論

調子の悪い男

トイレは試験中1回いっとくべし!

トイレに関するKY活動

結論は、もう既に出ているが、実際には、もう少しKY活動を行っておく必要がある。

対策を打つ必要がある問題。。

そう、それは、『頻尿問題』である。

試験中に2回も、3回もトイレに行ってしまうようだと、この試験は随分ハードモードである。はっきり言って合格率に直接影響が出る可能性が高いと思います。

これについては、対策をできるだけ打って、最悪の場合は、もうおむつしかないのではないか、とも思うのです。

あるいは、一時よくCMをしていたこういうのを飲んでおくか。。。

どうしても心配であれば、事前に医者に相談するというのも手かもしれません。
私が実際にやっていたトイレ対策は下記です。
  1. 試験前は極力水分を摂らない。(試験中に少しずつ水などを飲む)
  2. 試験前にすべて出し切る(カラカラぞうきん)
  3. 試験前にカフェインはとらない
  4. 試験前日はちゃんと寝る。(寝不足だと人によっては自律神経が乱れて頻尿に。。)
これくらい気を付けておけば、試験中トイレに困ることはありませんでした。

ラスボス 2019年再試験

 『試験×トイレ』という分野で専門の域に達した私に立ちはだかったのは、2019年の再試験。

台風の影響で東京をはじめとする多くの地域で再試験が行われたのです。

その時の様子は、以下です。

【ある受験生の記録】2019年一級建築士製図試験 台風延期組の話をしよう

通常、製図試験は、10月に実施しているので気候的にはちょうどいい感じです。ところが、2019年の再試験は、12月に行われたので、結構肌寒い時期なのです。

トイレを極めた私であっても冬場のトイレについては、初なのです。私は、元々どちらかといえば頻尿のほうで、しかも、冬場となるとその傾向は顕著でした。

いやどうしようかな、はっきり言って自信ないし。。。

ちょっとピヨピヨしていると、嫁が「ほな、もうオムツやな。でも、あれ、練習せなあかんで」と言いました。

「ん?練習?」意味が分かりませんでしたが、

どうも公衆の面前で堂々と用を足すということは、たいていの場合はある程度慣れないとできないことらしいです。(以前嫁は病院で働いていたので、この辺り詳しいです)

私は、「オムツの練習はまだ早い!」と思い、製図の練習に励むことにしました。

とは言っても、昨年の受験には随分振り回されましたけどね。。。

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